2007年11月26日

関節がポキポキ鳴るのは・・

先日、友人と話をしていましたところ、
「○○をすると、背骨がポキっと鳴るのよ。それを聞くと、あ〜、背中が真っ直ぐになった。矯正された。と思うの。」
と、聞き捨てならない発言がありました。

聞き捨てならない発言でありながら、タイミング的なこともあり、そのまま、聞き捨てられてしまったのです。

「違うよ。」と、言いたかったのにね。

音が鳴ることは、関節が動いたことは意味しますが、正しい位置に戻った訳では、決してありません。

でも、考えてみると、関節音について、彼女のように考えている人。多いと思います。

で、ここで、改めて矯正時に、関節から出る、ポキっと言う音。について簡単に、説明いたします。
関節は、関節包というものに包まれていて、内部が一定の圧力を保っています。
矯正時に、関節が牽引されると、関節内部は陰圧になり、そこに炭酸ガスの気泡が生じます。
ポキっと言う音は、その気泡がつぶれる音です。
決して、骨と骨が擦れ合って、出ている音ではありません。

ただし、肩などを回すと、いつもボキボキと音が出ることがありますが、これについては、筋肉周囲の腱が動いてはじいている音だと言われています。

ですから、関節の矯正と、音とは、あまり関係がありません。
音がしない、矯正方法もたくさんあります。

が、何故か矯正音が出ると、スッキリとした感覚を覚えます。
それは、矯正音が出るような矯正をすると、その関節の可動性が一挙に増すからなのです。

なぜ、そうなるのかは、解りませんが、確かにその部分の関節が、動きやすくなる効果があります。

プラス、音がした。治った。と言う精神的効果もあります。

しかし、この関節の可動性は、一時的なもので、時間の経過と共に、また元にもどります。

ですから、自分でやっている場合、また、鳴らしたくなる。

しょっちゅう関節を鳴らしている人。居ますね。

カイロのテクニックを受けて、鳴るのは、良いのですが、自分で鳴らし続けると、その部分の関節は、動きすぎの状態となってしまい、かえって良くありません。

自分で、鳴らせる関節は、いつも同じところでしょう?
ダメですよ。鳴らしては。

カイロのテクニックでは、むやみに関節を鳴らしているわけではありません。
方向、スピード、力。全てをコントロールする必要があるのです。

必要な関節に、必要な方向と力で行うのが、カイロプラクティックによる、治療としての矯正テクニックです。

音が鳴ることで、関節の可動性を一時的につけることも、その関節にとって必要だからこそ、行うのです。

必要のない場所をむやみに矯正することはありません。

力も、本来は、必要な最小の力で行うべきです。
大きな力で矯正を行うと、関節周囲の関節包や靭帯などを過度に引き伸ばしてしまう可能性があります。

方向も。関節の変位の方向を触診し、それが、正しくなる方向に行うべきです。

これら、全てが完璧にできる方は、おそらく、とても少ないと思います。

それぐらい、矯正音を出す、テクニックには、リスクがあり、難しいものなのです。

その代わり、上手く行くと、効果には、目を見張るものがある場合があります。
もちろん、それも症状によります。
全てに対して、万能ではありません。

私自身、今まで、たくさんのテクニックを受けて来たました。
その経験から言うと・・・

関節音を出さない矯正テクニックを使用して方が、効果がある場合もあると思うのです。

もちろん、音により関節の可動域が広がる効果は、認めますが・・・
それ以外の治癒力を働かせる必要もある場合があります。

ソフトな方法でも、身体は、充分に変化します〜。
リスクが少なく、安全です。
リラックスできます。

どうぞおためし下さいませ。
posted by ハーモニー at 21:25 | カイロプラクティック
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