2006年06月03日

ムチ打ちA

通気療法を試させていただいた方の続きです。

この方は、カイロも何件か通院された経験があります。

今回、私は、カイロでの治療はさせていただくつもりもなく、出張で伺いましたので、ソファーでの通気療法の施術でした。

しかし、職業柄、カイロ的な触診をせずには居れませんでした。

その結果、頚椎には、当然変位がありました。
ご本人も、レントゲンで歪んでいることは確認済みで、「症状の原因はその変位にある。」と、思われています。

それは最もなことです。
しかし、私には、それ以外に、気になるところがありました。

一つ目は右胸鎖乳突筋の異常な張り。
二つ目は右肩鎖関節の異常な否み。

この二箇所については、受傷直後は整形外科ででも検査されたそうですが、肩鎖関節に関しては、「手術で骨を削って直す以外には治療の方法がない。」との事で、今はすっかりあきらめておられる様子でした。
右胸鎖乳突筋は、とてもツライが、骨じゃないし、こんなものか・・といった様子です。

それで、良いのでしょうか?

私には、この方の痛みの連鎖を断ち切るのに、「この二箇所の施術は欠かすことが出来ない。」と感じました。

身体は部分、部分が独立して存在している訳ではありません。
(操体法を学ぶと、そのことが実感できます。)

解剖学を学ばれた方なら、前記の二箇所と、頭蓋骨、頚椎、鎖骨、上腕骨、腕神経叢あたりの絡みから、痛みや痺れの症状の原因が頚椎だけの施術では解消しにくいと、予測がつくのではないでしょうか。

(胸郭出口症候群の事だけを言っているのではなく、それぞれの場所が連動している事を言いたいのです〜。)

整形外科では、完全に部分部分に特化した治療です。
全体の歪みを見て、全体的に調整をするという事を行いません。

本当に、それで、良いのでしょうか?

ホリスティックという言葉がありますが、人間丸ごとを診て、初めてよい治療が出来るのではないでしょうか?
(当然、心の問題や気エネルギーの問題も含めてのことですよ〜。)

で、このムチ打ちの方ですが、肩鎖関節に簡単なアプローチをし、それまで外転120度付近で痛みが出て、それ以上がらなかった上腕の可動域を180度まで解消することが出来ました。

肩鎖関節のズレが、完全に治るかについては、これからの施術によるでしょうが、少しの可能性を見ることが出来たと思っています。

後、何回かは、通気療法をお願いするつもりですが、通気療法の「気」からのアプローチに加えて、カイロ的なアプローチもかなり必要だと、今、感じています。

当然でした〜!私の専門分野でした〜!

posted by ハーモニー at 21:13 | 首・肩のメモ

2006年04月24日

鎖骨のズレ

肩こり・肩の痛み・手の痺れなど、肩周辺のトラブルにはいろいろな原因がありますが、肩周辺の骨・関節の歪が原因になっている場合があります。

その中でも、鎖骨のズレを取り上げてみます。

ご自分の左右の鎖骨を触れて見ましょう。

鎖骨の上のクボミは、左右同じ深さでしょうか?
幅は?高さは?と、見て行くと、多くの方が左右対称でないことに、気づかれると思います。

例として、鎖骨の一番からだの中心に近い部分を探しましょう。
ちょうど、首の付け根の中心部分に3センチほどの間隔をおいて、二つのぐりぐりが触れられると思いますが、それが、鎖骨の一番内側の端っこです。
その部分は、胸鎖関節と言います。

その二つのぐりぐりの周辺を手で軽く押して見ましょう。
痛みはありませんか?高さは、違いませんか?
また、二つのぐりぐりの間隔は指2〜3本分ぐらい開いていますか?

もし、間隔が狭くなっていたり、痛みがあると、胸鎖関節がずれている。と、言うことになります。

なぜずれるのか。という問題には、いろいろなことが考えられますが、猫背が絡んでいることには、間違いありません。

お年寄りになると、胸鎖関節の間隔がまったくない。と、いう方もおられます。

身体を使う動きは、圧倒的に前かがみが多いので、肩が前に入って、背中が丸くなる事は、避け難い事です。
でも、それが癖になってしまって定着し、いろんなトラブルを生み出すようになってしまっては、大変です。

日ごろから、胸を大きく開いて伸びをする。といった簡単なストレッチを心がけるだけでも、ずいぶんと違ってくると思いますよ。

特に、ストレスがいっぱいで身体がガチガチになっている方、胸を開いて、ウ〜ンと、気持ちよく伸びをしましょう。
気持ちも、楽〜に、なりますよ。

ためしてみて下さいね。



posted by ハーモニー at 16:05 | 首・肩のメモ
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