2008年05月11日

「生物と無生物のあいだ」

「生物と無生物のあいだ」を読みました。



生物と無生物のあいだ 著者:福岡伸一


最近、スピリチュアル的な内容の本を読むことが多くなっていますが、
どのスピリチュアルの本よりも、私の心をとらえ、魂を震わせてくれました。

神や、感謝や、大宇宙、エネルギーなどといった言葉は、一切出てきません。
内容は、DNAや細胞の話です。

分子生物学といった分野の本です。

分子レベルの驚くような細胞の仕組みが、きらめくような素晴らしい文章で、丁寧に記されています。

でも、

単なる、生命の不思議・・だけなら、こんなにも感動はしなかったと思います。


著者の福岡先生(大学の教授を現在なさっておられます)が、実際の実験のなかで抱いて来られた、「いのち」に対する思いが、本の中のさまざまなところから立ち上り、それが、私の心を捉えるのです。

最後に、エピローグが記されています。

本文を感動の内に一気に読み終わり、続いてそれを読んだ時、
私は、さらに押し寄せる感動の波に、胸がつまり、顔を上げることができませんでした。

私が子供の時に体験した、あの時代、あの場所。
自分の中では感覚としてしか残っていない「光と影」。

それらが、見事に言葉として描かれていました。

そして、
著者の方の生命に対する深い思いが、静かに心に迫って来たのでした。

「生物と無生物のあいだ」は、
私の中で、最も好きな本の中の一冊になりました。

(多くの方が、絶賛しておられます。ぜひ、ご一読をおススメします〜)

アマゾンでのレビュー>>生物と無生物のあいだ
posted by ハーモニー at 11:01 | 学びと気づき

2008年05月08日

あの世の科学的仮説


「ここまで来た「あの世」の科学」(著者:天外伺朗)
を読みました。



数年前に出版された本ですが、文庫本になっていました。

「あの世」を科学的仮説で説明する試みが、とても新鮮です。

物理学の難しい説明なども出てはきますが、その辺りは、適当に感で理解することにして・・・
飛ばし読みしました〜。


人類の長い歴史の中で、最初は宗教が科学を包括していましたが、
デカルトの出現により、
心と身体が切り離されて考えられるようになったのと同じように、宗教と科学は、切り離されて考えられるようになってしまいました。

そして、その考え方は、現在に至るまで続いています。

しかし、現代の最先端の科学において、その二元論的思考は、変化しつつあるようです。

科学的思考が「究極」と言うテーマを考えることによって、宗教に近づいて来た。というのです。

う〜ん、よー解らんなりに、すご〜い。

科学=宗教という思考が、これからますます広まり、発展するのではないか・・・
と言う予測は、まさに驚きでした。

21世紀は、スピリチュアルの時代だと良く言われますが、その事が、論理的仮説に基づいて書かれているので、本当にビックリです。

そして・・・
この本の最後の言葉に心打たれました。

「結論 
宇宙は、全体として、ひとつの生命体です。その基本は、「無条件の愛」であり、また「仏性」であり、宗教が神や仏と呼ぶ概念と一致します。」

素晴らしい〜。

その結論に至る科学的思考のダイナミズムに感動です!

「あの世」と言う抽象的な事を、科学的仮説で説明できるなんて、まったく、驚きでした。
posted by ハーモニー at 21:41 | タダゴト日記
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